| 農業共済新聞 岩手版 |
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| 収入源と健康づくりに |
| 冬場のハウスで山東菜 |
| 矢巾町 村松正夫さん、京子さん |
| 2015年3月4週号掲載記事 |
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山東菜の収穫をする村松さん夫妻 |
【矢巾町】
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農閑期のビニールハウスの有効活用として、11月~3月にかけてハウス2棟(約5㌃)で山東菜を栽培している矢巾町室岡の村松正夫さん(69)、京子さん(65)夫妻。収入源としてだけではなく、体を動かすことを意識して冬の間の健康づくりにもつなげている。
………………………………………………… 村松さん方では、水稲約1・8㌶のほか、タマネギやエダマメ、キュウリなど約80㌃で野菜を栽培していて、農閑期のハウスを有効活用しようと、山東菜の栽培を1994年に導入した。 |
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栽培のきっかけについて「あまり労力を使わずに、冬場でもハウスを活用できる作物を作ろうと思った」と話す正夫さん。冬場の産直は商品が不足することや、店頭に並ぶのはホウレンソウやコマツナが中心となることから、山東菜に着目したとも話す。
現在では、ハウス内でトマトやピーマンなどの夏野菜の収穫が終わる11月から山東菜の播種作業を開始し、40~50日で収穫。播種は2週間ほど間隔を空けながら行い、収穫期をずらすことで3月末頃まで同町の産直に出荷している。
正夫さんは「たっぷりと水を撒いてから播種すれば、自然に伸びてくれる。冬なので害虫の心配もほとんど無く、連作も可能。暖房器具も不要で経費も掛からない」と話す。 |

「この冬は天候にも恵まれ、生育も順調だった」と村松さん夫妻 |
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山東菜。漬物にしてもおいしいという |
出荷について京子さんは「山東菜はしおれやすいので収穫後に水洗いして水分を蓄えさせてからの出荷を心掛けている」と話してくれた。
今季は一日あたり約9㌔(1袋300㌘を30袋)を出荷。1袋あたり80円~100円で販売したとのこと。
同町体育協会会長も務める正夫さんは「収入源としてはもちろんですが、一番は『農閑期でも体を動かすことができれば』と思って続けている。山東菜は無理なく適度に体を動かせるので丁度いい」と、元気に農作業に取り組んでいる。
※山東菜=白菜の一種で、葉先が開いた「半結球」状態で大きくなる。おひたしや漬物など多くの料理に活用される。(谷村) |