NOSAI岩手 (岩手県農業共済組合)
農業共済新聞 岩手版
岩手県農業共済組合がスタート
農家支援さらに充実
2015年4月1週号掲載記事

小原県農林水産部長から認可指令書を受け取る
工藤組合長(右)
【岩手支局】
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 2015年4月1日、県内7つの農業共済組合が合併し、新たな組合として「岩手県農業共済組合」(NOSAI岩手、工藤忠義組合長、盛岡市北飯岡)がスタートしました。県内の組合員数は約8万人、全事業の総共済金額は約1兆6939億円(15年度事業予定規模)となります。県内一つになった新しいNOSAI岩手についてお知らせします。
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  岩手県NOSAI団体では、12年から1県1組合化に向けて検討、協議を重ね、昨年9月9日の合併予備契約等の締結、同年10月29日の全組合一斉開催による臨時総代会での合併の承認を経て、今年3月6日に合併認可申請書を県知事に提出。3月23日に認可指令書の交付式が行われました。
 
 小原敏文県農林水産部長は「組合員に『合併して良かった』と思っていただけるよう、組合運営に努めていただきたい」と認可指令書を手渡し、工藤組合長は「農業情勢は厳しいが、さらなる補償の充実に力を尽くします」と受け取りました。

〇運営基盤を強化
 岩手県の全域を管轄する1県1組合として運営基盤を強化し、近年多発する自然災害に備え、農業災害対策の基幹であるNOSAI制度の役割をより安定的・継続的に果たして参ります。

新組合の機構図
(画像をクリックすると拡大します)
 
 
地域センターのエリア
(画像をクリックすると拡大します)
〇旧組合事務所は地域センターとして機能
 県内7つの旧組合事務所はそのまま地域センターとし、連合会事務所は本所として機能します。新組合の機構は図のとおりです。

 これまでと同様に組合員との接点強化と補償の充実を図り、農業経営の安定に寄与して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。